キャリアガイダンスレポート

関東学院大学

一人ひとりが自分らしい人生を送るために全学体制で学生をサポート

就職支援センター 課長補佐

矢野 知亜紀 さま

長年開催し続けている思いはどのような点でしょうか。

イフ様にガイダンスをお願いしたのは2014年。今年で11回目の開催となり、のべ参加者は100名となりました。その間には、コロナ禍でのオンライン開催もありましたが途絶えたことはありません。2023年からは、例年秋の開催時期を5月に変更。大学と連携し障がい学生をインターンシップ生として受入れてくださる企業様とその企業に勤務する卒業生を招き、職場理解とインターンシップ参加を促しています。
10年前には、障がい者枠での就職は不利ではないか、という誤った認識を持ち、障がい者採用を避ける学生も見受けられました。そのため、正しい知識を得て、本人が居心地よく働きやすい職場を見つけることで、より自分らしい人生を送れるのではないかと考え、「障がい」という言葉を敢えて明示してガイダンスを実施することにしました。
イフ様のガイダンスでは、雇用状況、障がいの説明、企業に求める配慮等、障がい者にとって就職活動に必要な知識を得ることができ、ガイダンス後の個別相談で、一人ひとり丁寧に対応していただくことで学生の不安を解消できています。対象者と職員の接点が持てる重要な機会として位置づけています。

大学としての支援体制の強化に向けどのように役立っていますか。

ガイダンス開催は、学生向けポータルサイトにて全学生に周知し、潜在的な障がい学生にアプローチしています。そうすることで、毎年対象者を把握することができ、直接連絡をとれる貴重な機会となっています。
本学では、障がい学生対応の専門部署はありませんが、カウンセリングセンターをはじめ、学生支援室、学院保健センター、就職支援センターの各部署が連携し支援をしています。このような部署とガイダンス情報を共有し、必要な学生に必要な情報が伝わるよう努めています。毎年のようにカウンセリングセンターを経由した学生や保証人の参加希望があり、連携強化につながっています。
また、未知の部分が多い障がい者の就職活動に不安を抱く学生が多いため、ロールモデルの提示を目的として、毎年2〜3名ずつ収集した就職活動体験記を冊子として参加者に配布しています。今では17名の体験記が集まり、徐々にですが充実してきました。先輩の体験談は参考になっているはずです。
このように大学として、障がい学生支援体制をさらに充実させるためにも、年に一回のガイダンスは重要な機会と感じています。

弊社へのメッセージ

イフ様には、長年大変お世話になっています。ガイダンスの参加者がサーナ就職フェスタに行った際にもお声掛けいただくなど、学生が安心して活動できるようサポートしてくださっており、感謝しております。私自身も就職フェスタを見学させていただいた折には、手厚いサポートに目を見張りました。今後ともご協力をお願いいたします。

次年度開催予定:5月

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