キャリアガイダンスレポート

福岡大学

個別面談とキャリアガイダンスの両輪で学生をサポート

キャリアセンター 事務室長

假野 陽介 さま

「働くとは」を考え・体験できる機会を創出したい

福岡大学キャリアセンターでは、学生自身が主体的に職業を選択できるよう、低学年次からきめ細かなキャリア支援に取り組んでいます。
個別相談と就職ガイダンスを基幹とする就職支援行事を両輪に学生を支援しており、相談件数は年間実績で約18,000件に上り、多くの学生が相談に訪れています。
障がい学生に対しても、個人の不安や特性に寄り添いながら個別相談で支援してきましたが、何か他にできる支援はないかと考えていたところ、イフ様にご提案いただいたのが「キャリアガイダンス」で、2022年から就職支援行事のラインナップに加えました。また、2023年からは企業の協力を得て、障がい学生を対象とした仕事体験に派遣することができるようになりました。これらの取り組みを通じて、「働くとは」を考え・体験できる機会を増やしています。

就職に対する意識が変化し、進路を真剣に考える姿

この「キャリアガイダンス」は全学年を対象に開催しており、参加学生は少人数ですが、開催する意義を大いに感じています。ガイダンスでは企業での障がい者の働き方、雇用制度、障がい内容の説明資料の作成についてなどを説明していただいており、センターからはスタッフ紹介や先輩の事例も伝えています。このガイダンスをきっかけにして個別相談につながり、進路について真剣に考え始める学生の様子を見て、学生の成長を実感しています。
また、開催を知った学内の教職員も勉強のため参加したいと申し出があり、これは思わぬ効果でした。
福岡大学では、キャリアセンター・学内関係部署・担当教員で連携し、引き続き学生の就職支援に取り組んでいきます。

弊社へのメッセージ

ガイダンスでも説明していただいているとおり、支援の中で感じることは自己理解の重要性です。障がいによってできないことはありますが、配慮を得られればできることが増える可能性は大いにあります。障がいを受容し、整理して伝えられるようになれば、きっと社会で活躍できると思います。今後もイフ様をはじめ、専門的な外部の支援機関のお力を借りながら、さらに支援体制を充実させていきたいと考えています。

次年度開催時期:10月

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