キャリアガイダンスレポート
|相模女子大学 キャリア支援課
●自分の可能性に気づくキャリアガイダンス
本学では2008年からキャリアガイダンスを導入しており、障がい学生のキャリア教育と就職支援において不可欠なプログラムとして機能しています。毎年、全学年を対象にガイダンスを開催してきたため、早い段階から自分の将来や働き方について考えている障がい学生が多いのも本学の特徴といえるでしょう。
特に就職活動は、早い段階から高い意識をもって行動している学生がいい結果に結びつく傾向にあります。そういう意味でもキャリガイダンスは1、2年の段階で自分の可能性に気づいてくれる絶好の機会です。参加した学生は合同企業面談会などにも出席して企業との接点をもつなど、積極的な就職活動を行っています。
今後も充実した障がい学生のキャリア支援を行うためにもキャリアガイダンスを継続していきたいと考えています。
●人と人のつながりを重視した支援を心がける
キャリア支援や就職支援において、もっとも重視しているのが人と人のつながりです。学生と職員、学生と保護者、そして保護者と職員が共通認識をもつことで、学生に対するきめ細やかな支援をしていこうという考え方です。そんな考え方を反映しているのが、職員が学生の悩みや不安を解消していく本学の特色でもある「メンダン」(面談)です。一人で悩んでいてもなかなか前に進んでいきません。
今後は、キャリア支援として、学内の他部門とも連携しながら、障がい学生へ向けたきめ細やかな支援を行いたいと考えています。